葬儀費用のかかり方とは

急な出費となる葬儀費用ですが、どこにどれくらいかかるのかを把握していない方は多いのではないでしょうか。まず、葬儀費用として祭壇や棺、納骨など必ず行うことやそれらにかかる人件費が必要になってきます。それと共に必要不可欠なのが車両や式場、消耗品や食事代などです。これらは会葬する人数や選ぶ式場などによって変わってきます。

そしてお布施です。お寺に包むためのお布施は「お経のお布施」と「戒名のお布施」に分かれます。また、参加された僧侶が食餌をしない場合は「食事代」を包む場合もあります。見積もりを出す際には会葬する人数の把握ができないので、多めに見積もりをしておいて、それ以外に出費がかさむことも頭に入れておきましょう。

また、市営斎場を利用すると霊柩車やバス、タクシーなどが不要になる、無料駐車場完備している斎場もありますので確認するといいでしょう。また、精算に関しては翌日以降に連絡があるというのが通常です。そして葬儀費用を相続遺産から支出すると相続遺産を使ったことになるので、相続放棄ができなくなると思われているかもしれませんがそうではありません。これについて裁判所からは葬儀費用の支出については社会的礼儀としての必要性が高く、時期が予測不可能であることから相続財産を葬儀費用に充てても社会的見地から不当とはいえず、相続財産の処分には当たらないので相続財産を認めているとあります。

しかし不相当に高いものをした場合これには当てはまりません。

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