葬儀をするにあたり、ありがちなことは見積もりで提示された料金から大幅に上回った額を請求されることです。そんなバカなことがあるのかと思われるところですが、本来かかるものを見積もりには入れていなかったり、もっとかかるべき費用を安く見積もったりし、急に見込みが違ったなどの理由をつけて葬儀料金を高く取る業者が存在します。よくやる手段としては火葬代を見積もりに計上していないことです。火葬代だけで数万円かかり、公営なのか民営なのかでその料金も変わります。
こうしたものを葬儀の見積もりに計上しておらず、後になって上乗せされていることがあります。他にもドライアイスの値段が計上されていなかったり、霊柩車や遺体を運搬する車の走行距離が短く設定されており追加料金が発生したり、細かなところで追加料金が発生するようになっており、そうしたものが積もり積もって結構な額が上乗せされることになります。ですので、葬儀を依頼する際には明朗会計を謳っている業者に見積もりを出す場合であっても、いくつかの業者に話を聞くなり、見積もりを出すなりすることをおすすめします。本当に明朗会計で、費用の追加が極力発生しない仕組みができているかチェックするのも1つの手です。
病院などに出入りしている葬儀会社はいささか高めの設定となっており、納得した形で費用を出したい場合には自ら行動し、費用とサービスの兼ね合いなどを見た上で判断するようにしましょう。