近年、少子高齢化が進むにつれ、お墓を継承してくれる者がいないという悩みを抱えている人は少なくありません。そんな事情から需要が増えているのが「永代供養」であり、ここでは東京で永代供養を選ぶときのポイントについて見ていきたいと思います。まず、永代供養で選ぶ際、要素に挙げられるものに「立地」「規模」「宗派」「費用」などがあります。この中で何を重視して何を妥協できるかは各家庭の事情にもよりますので、さまざまな観点から総合的に判断するのが望ましいです。
それぞれの要素を具体的に見ていくと、最初の「立地」については、墓参り等の頻度が多いほどアクセスが良い施設を選んだほうが楽です。車で行く場合は、盆や彼岸などの道路の込み具合なども考慮すると良いでしょう。次の「規模」ですが、東京の納骨堂はさまざまな形態があって、法要に使いたいなら本堂や礼拝堂、および参列者が休憩できるスペースなどを備えた寺院などが適しています。というのも、公営・民営の場合だと法要で使えるような仕様になっていないところがあるためです。
「宗派」については、宗派を問わないというところが多い一方で、寺院や霊園によっては、経営母体である寺の檀家にならなければ利用できない場所もありますので事前に確認が必要です。最後に「費用」に関してですが、費用明細および総支払額をきちんと把握することが必要です。東京の納骨堂では、戒名や墓誌・埋葬時の副葬品について扱いが違うこともあり、オプションとして別にかかるケースもあります。また、施設により管理料などの維持費が発生することもありますので、支払い方法を含めてきちんとチェックすることが肝心です。